2020 帝王賞予想

◎オメガパフューム
昨年帝王賞東京大賞典制覇。言わずもがな大井2000の絶対王者。昨年はハイペースを後方待機で差しきったが、暮れの東京大賞典では好位から進めて抜け出し、自在性も示した。今回予想されるスローペースにも前々で対応可能。
前走平安ステークスは昨年と同じステップだが、昨年3着で今年は快勝。鞍上デムーロ騎手も確保して、ダートグレード導入後初の連覇に向けて万全の態勢だ。
死角といえる死角はないが、昨年は現地入り後馬体が減り448㎏(-14㎏)での出走。それでも圧勝したのだが、近年最強メンバーとの激突となる今回は450㎏台で臨みたいところだろう。

◯クリソベリル
昨年無敗の6連勝でチャンピオンズカップを制覇。瞬く間に現役最強の称号を獲得した。今年はサウジカップで初の敗戦、続くドバイはコロナ禍で中止と、順風満帆だったキャリアで初めて一頓挫があった。これをはね除けて王座を防衛できるかの戦いとなる。世代最強を決めたジャパンダートダービーの3馬身差完勝からも、舞台への適性は問題ない。また、オメガパフューム同様こちらも他の有力馬の主戦も務める鞍上を確保できたのは大きい。

ノンコノユメ
穴候補として推したいのがこの馬。とはいえ、中央での輝かしい実積、昨年帝王賞3着、昨暮の東京大賞典1馬身差2着からも実積は充分の存在だが、前走地方重賞での敗戦からも人気落ち必至。大井転入後好位差しを習得、大井を知り尽くした鞍上も心強い。

△チュウワウィザード
△ルヴァンスレーブ